僕の考える食育 3つの視点+1

もうすっかり、言葉だけは定着した「食育」
今回は、僕の食育の考え方を提案させていただきますね

  

さて、まずは「食育」という言葉の意味自体についてみていきますね。
(つまんなさそうですけど、大事ですから、ついてきてくださいね(-“-))

「体育・知育・才育 即ち 食育」

この言葉は、明治時代の日本の医師、石塚左玄の言葉で、現在使われている食育もここから引用されています。
ちなみに、石塚左玄の教え子には、マクロビオティックの提唱者 桜沢如一もいました。
このころ食養学という考え方を広めようとしましたがあまり広がらず、米国に渡り、その後逆輸入されたため横文字で日本でも広がりました。
つまり、左玄は日本の健康食ブームの大元締め?といってもいいかもしれませんね。

細かい部分を除いてざっくり全体をまとめると。。。
体育…これは言葉のまま、体を育むという意味
知育…知能や知識を育むという意味
才育…知恵や道徳を育むという意味

それらを為すことができるのが食育。
つまり、こどもの健全な成長には食事の場がとても大きな役割を持っているということですね。

ところで、今の食育基本法からくる「食育」は、どちらかというと、ファーストフードの台頭など食の乱れを正そうという活動に焦点があてられていて、本来の目的とは少々趣が違うかとおもいます。

今回は、体育・知育・才育を以下の三つの視点と「今日からできるノーコストアクション」を提案をしていきたいと思います。

1.体育
体を健康に育むということですので、栄養をしっかり摂っていくのがまず第一にきますね。
僕は栄養をバランスよく摂るというのは、もちろん賛成なのですが、「栄養価」にとらわれ過ぎないように気を付けています。
「栄養価」は参考程度にとどめ、季節ごとに出てくる食材を中心にメニューを考え、彩りをプラスしたいときは、ハウス栽培の食材を使うなどする程度にしておくのが、人間の体には合っていると思います。

というのも、日本には四季があり、人間もその自然の四季の中で生き、四季のバイオリズムに合わせるようにできています。
その季節の食材に合わせて体が変化していくので、季節の食材を食べるのが一番体に適しています。
例:夏は暑いので、体を冷やしたり、利尿を進め体内循環を活発にさせる瓜科の食材を食べるのが適している。
秋は冬に向けて栄養をため込める食材の豊富な実りの季節。しっかり食べて冬に臨む。
冬は体を温める食材が多い。代表格が根野菜。
春は冬にため込んだ毒素を排出するため、山菜を食べる。

と、簡単に書きましたが、いかんせん日本のスーパーは季節感が無いので困りものです。
知識がないと旬の食材が分からなくなっています。これは知育の部分でフォローしていきます。
「栄養をしっかり摂る」どう摂っていくか。どんな献立にしていけばいいか。これはまた別に(-“-)

2.知育
食材の旬。
それだけにかかわらず、食材の名前の由来(例「かぶらを蕪と書くのは捨てる部分がない野菜だから」)、二十四節季七十二候など季節やその催事、大きくいけば食材が海外から来たものであれば世界に目を向けることもできるし、野菜は植物・お肉は動物ですから生物学や化学にも、その知識の対象を広げることができます。
つまり、食卓が学びの場になる。という意味です。

あ、子育てを中心的に行うお母さん一人でしないでくださいね?
旦那さんはもちろん、おじいちゃんおばあちゃん。食卓で子どもが疑問に思ったことを、辞書やネットで一緒に調べてもいいでしょう。
子どもの「?」の対象を広げていき、調べる方法を教えてあげると子どもは自然に自分で調べていくようになっていきます。
これは、知識欲、ひいては勉強欲へつながる取り組みになりますね

あと、やはり百聞は一見にしかずですから、生産の現場を見て回れるのが、知識と経験がつながる一番の方法です。
生産者さんとパイプがあるのが、説明も聞けていいですが、それが無理でも田園地帯(都市部でも車を一時間も飛ばせばいけます)で、畑の間をぶらぶら散歩するだけでも、結構色んなものが見れると思います。あんまり肩ひじ張らず気軽に現場に足を運んでみてください♪

3.才育
実はこの言葉の部分は、食育基本法では「徳育」に変えられていまして、今回はそちらで考えていきたいと思います。
食卓における道徳。
僕は「いただきます」「ご馳走様」にほとんど集約されているんじゃないかと思います。

「いただきます」は「あなたの命を私の命にかえさせていただきます」という意味です。
収穫するまで、調理するまで生きていた命を頂き、命をつなぐことができる。命について考える。
それは、自分の親や祖父母、先祖から命を繋ぐことができたから自分がいるんだということにも、いずれつながると思います。

「ご馳走様」の「馳走」とは走り回って食事を用意するという意味。
内容が豪華かどうかではなく、相手の為を思って食材を準備して、調理して届ける。
目の前の料理だけではなく、それを準備にかかった手間や時間について想像する。

食事の時間の始まりと終わりには必ず一緒にしましょうね♪

ちょっと硬くなったけど「いただきます」「ご馳走様」の言葉の意味自体はこれでいいです。。。だだですね。。。
これを子どもに教えるのは、男性がいいかな(メインで料理しない方)その方が、感謝や有難さについて実感が湧く気がします。

同時に」(しつけ)も食事中にすることをおすすめしています
子どもさんの年齢・性格によって柔軟に変えなければいけませんが、場所に合わせたルールやマナーを守ること。
TPOに合わせる考えや振る舞いを覚えるためのベースになります。
とはいえ、これは根気よく、あまり締め付けになりすぎないように。
叱るが怒るになってくると大人も楽しく美味しくなくなってしまいますからね。

比較的ざっくりでありますがまとめさせてもらいました。
ご家庭などでの食育を行う上での、参考にしていただければ嬉しいです。

と、締めと行きたいところですが、食育をする上で、これは絶対していただきたいことが一つ。

「食事中はテレビは消しましょう!」

い、いやな顔しないで下さいよ(笑)
テレビがついてるとね、

・コミュニケーションはなくなる。
・食事に、出された料理に集中できなくなる。
・親も子どもの方を向かなくなる。
・グルメ番組ってすごい多いので、それと比べちゃうと家の食事が貧相に見える。etc.etc…

食事中のテレビは百害あって一利なし。
食育において、すっごく大事で、今日今すぐ実践可能です。

ここだけは絶対お願いしますね(>_<)

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