【みんな気になる】牛乳のお話

「牛乳は摂らない方がいいんでしょうか?」

食の安全のお話をしていると、よく聞かれる質問です。
今回は、僕の牛乳に対するスタンスについてお話したいと思います。
前提として、僕の考え方が書いてあるので【保存版】食の情報との付き合い方も是非お読みください。

【牛乳は嗜好品】

すいませんズバッと結論言っちゃいました(笑)
では順を追って説明していきたいと思います。

【牛乳に関するエビデンス】

これは本当に多種多様あります。
「スポンサー」の力が働いている物多数。いや、ほとんどか。
テレビ業界の6割は乳製品に関する企業で牛乳批判はタブー。某女性芸能人が牛乳批判して大騒動になったのは有名な話。
書ききれませんし収拾がつかなくなるので、「牛乳 メリット」「牛乳 デメリット」「牛乳 危険性」
こんな感じでググってください。思う存分、もういいやってくらいググってください(笑)
書ききれない、そして収拾がつかないという意味が解るくらい出てきますから。

代表的なのは。
〇牛乳は完全栄養食品
〇牛乳飲むと骨が丈夫になる(カルシウムが多いから)
〇牛乳飲むと骨がもろくなる(リンが多いからカルシウムは逆に溶け出す)
〇牛乳飲むと乳がんになりやすくなる

こんなところでしょうか。
まぁ、あくまで参考程度に。

【事実】牛乳の歴史

時代考証いろいろご意見あると思いますが一般的に知りうる範囲で。
牛乳、もとい、動物の乳から作られた乳製品の歴史は古く紀元前から多くの地域でヨーグルト・チーズ・馬乳酒など色々な形で消費されてきた。
一方、飲み物として牛乳が消費され始めたのは、冷蔵技術が発達してからのお話
(生産地ではもちろん飲み物として飲まれていたとは考えられるが生乳の流通はしていなかった)
ヨーロッパで130年ほど前、日本でも明治に入ってからだそうです。

日本で牛乳が急速に普及したのは、戦後の学校給食からなのはご存知の通り。

【事象】牛乳について

〇牛乳の消費自体はまだ歴史が浅く、消費としては加工品の方が圧倒的にながい。
しかも、日本では乳製品の消費もほとんどなかった。
〇給食の普及に伴い、牛乳の消費量は急激に増えた(最近は少し落ち気味だそうだが)
〇アレルギーは年々増加の一途(症状が認知されるようになったから増えたんだという方もいるようですが、肌感覚としても統計上でも明らかに増えている)
〇人間が食品に対して順応するには6世代必要と言われている(現在は3-4世代目あたり)
〇欧米に比べて、日本人には「乳糖不耐症」の人が多い(牛乳飲むとお腹がゴロゴロする)

さて、ではどのように捉えていくか見ていきましょうか。

【牛乳は日本人には合わない】

これは、歴史的にみても日が浅いので仕方がないことかと思います。
乳業メーカーなどでは、しきりに「欧米に比べて消費量が少ない、もっと飲まないと骨が丈夫に健康になれないぞ」と言ってますが、そもそも慣れていないものを急激にいれるのは、リバウンドの方が大きいことが予想されます。
カルシウムが多いから、と言うのが定番の謳い文句ですが、日本人は海藻・野草・小魚から十分カルシウムは摂ってきましたからそちらの方が体には合っている考えます。

カルシウムを、と言うのなら手軽に小魚食べましょう。
煮干しをフードプロセッサーにかけて「ふりかけ」にしちゃえば毎日無理なく摂れます。

【摂り方と製法の違い】

最近は生乳の消費がヨーロッパでも伸びてきていますが、それでも消費の中心はバター、ヨーグルト、チーズと言われています。
これはおそらくで申し訳ないのですが、生乳の内訳に、加工(ジェラート)や生クリームなどが入っていなかったので、実際の飲用乳は日本より少ないはず(イタリア、フランスなど)

『摂り方が違うと何が違うか』

バターは生乳を分離すればできるので、違いがあるかはわかりませんが、ヨーグルトは乳酸発酵により流動的だが固形化
チーズはレンネットという酵素を加えて固形化→脱水する工程があります。
実はこのレンネットは仔牛の胃から採れる酵素なんですが、仔牛は生乳を胃の中で固形化してから消化吸収しています。
人間の赤ちゃんも母乳を固形化してから消化吸収していますよね。
(赤ちゃんがケポッっと吐くと液体ではなく個体が出てきます。この酵素は成長につれ作られなくなります)

つまり、どちらもタンパク質などを個体に変性させてから消化吸収しているわけです。

 

『製法について』

ヨーロッパでは生乳の殺菌をするときは低温殺菌(63℃ 30分 俗にいうパスチャライズ製法)
日本で主流なのは高温短時間殺菌(73℃以上 15秒)

タンパク質は58℃から徐々に凝固を始めるのですが、前者は比較的低温でゆっくり殺菌するのに対して、後者は高温でごく短時間で一気に殺菌してしまいます。タンパク質への負荷は後者の方が強いのではないかなと考えられます。
味わいもパスチャライズの方が美味しく、個人差はありますが前者の牛乳の方がお腹がゴロゴロなりにくいそうです。

【悪さをするのはタンパク質】

アトピーにせよ、アレルギーにせよ、体の中で悪さをする多くはタンパク質と言われています。
そんな中で、日本の高温殺菌のように不自然に変異したタンパク質を摂り続けるのは、あんまりいいとは僕は感じません。
生乳よりはチーズなどの加工品の方が、体には吸収しやすいんじゃないかなと考えています。

と、これは誘導みたいな書き方なので、どう感じるかは皆さんも考えてくださいね。

さて大事なことを一つ忘れていますね。

【牛乳は美味しい♪】

ちょっとデメリットっぽいことばっかり書きましたが、牛乳の最大のメリットを忘れてはいけません。
ホワイトソース。。。豆乳で作るより牛乳で作った方が美味しいです。
カフェラテ。。。牛乳が美味しいです。
どちらも別に毎日がぶがぶ飲むわけではないのですから、いいじゃあないの?

と言うわけで、結論は【牛乳は嗜好品】と言うわけです。
健康目的で飲むものではなくて、美味しいから使う、美味しいから飲む。

それでいいじゃないですか。僕はこんな感じでゆるゆるです(笑)
(でも実際は家の冷蔵庫には牛乳は一切置いていなくて、お店でカフェラテ飲むくらいなもんです)

もちろんストイックに行くのもそれはそれでいいと思います♪

良ければ参考に、そして自分のスタンスを決めるのに役立てればうれしいですね♪

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です